Web名刺に興味をお持ちの方は、増えているのではないでしょうか?Web名刺であれば、対面・非対面に関わらずに名刺交換が可能です。Web名刺の作成や情報の更新は容易に行え、うまく活用すると相手の印象に残りやすくなります。

Web名刺の作成を検討しているけれど、「どのアプリが良いのか分からない」とお悩みの方も多いでしょう。本記事では、Web名刺の概念やメリット・デメリットと合わせて、おすすめのWeb名刺アプリ選を紹介いたします。

Web名刺とは?

 Web名刺とは、デジタルデータ化された名刺を指し、デジタル名刺とも呼ばれます。オンライン上で自身の名刺を作成でき、作成したデータは随時編集可能です。自身のWeb名刺に付与されるURLの相手への送信、または端末上に表示される名刺のQRコードのスマートフォンでの読み取りによって、Web名刺を交換します。相手がサービスに未登録であっても、受け取り側のスマートフォンにQRコードリーダーがあれば、情報の読み取りが可能です。または相手にURLを送付することで、自身の名刺を提示できます。

Web名刺のメリット


ここでは、Web名刺の主なメリット6点をご紹介します。

1. 印象に残る名刺の作成が簡単

Web名刺は、自身のパソコンやスマホなどから作成・編集ができます。役職の変更や転勤の際も、容易に編集・アップデート可能です。また印刷会社に発注・受け取りの手間が不要で、コストや廃棄物の削減にもつながります。またWeb名刺は、自身でデザインを考えて作成するので、各々の個性が表れます。よって、相手の印象にも残りやすくなります。

2. 対面でも非対面でも名刺交換可能

Web名刺であれば、対面でもオンラインでも名刺の交換が可能です。コロナ渦の現代において、オンラインでの交換可能な点は大きなメリットでしょう。

3. オンラインミーティングの背景にできる

Web名刺は、オンラインミーティングのバーチャル背景として利用できます。会議先に名前や連絡先・ホームページURLなどを表示でき、名前と顔を覚えてもらいやすくなります。

4.名刺切れの心配がない

Web名刺はデジタルデータなので、名刺を切らす心配が不要です。

5. 受け取った名刺を管理しやすい

紙の名刺は、保管場所の確保や手動でのデータ入力の必要があります。しかし、連絡帳としても登録できるWeb名刺は、特定の情報の検索も容易に行えます。また、通常受け取ったWeb名刺に記載されているメールアドレスや企業のホームページURLにも、Web名刺から直接アクセスできます。

6. 社内で共有しやすい

社内でのWeb名刺情報の共有によりデータベースを一元化することで、人脈の引き継ぎや情報交換の効率化を図れます。そのため、Web名刺は営業結果の向上に貢献します。

Web名刺のデメリット

メリットが多いWeb名刺ですが、次の2点の主要なデメリットもあります。

1. データの消失リスク

紙の名刺であっても紛失リスクはありますが、Web名刺は意図せずにデータを削除するミス発生の可能性があります。操作ミスによって、一度に大量のデータを失う場合もあります。大事な取引先のデータ喪失を防ぐため、バックアップを取っておきましょう。

2. セキュリティ対策へのコスト

名刺情報に記載されている情報を漏洩することのないよう、細心の注意を払いましょう。

特にクラウドやインターネットを介して、名刺のデータを社内で共有している場合は、より注意っが必要です。インターネットには、ハッキングの可能性も常に付随します。ハッキング防止のセキュリティソフトの導入には、別途費用が発生するケースも見受けられます。また、社員にセキュリティ研修を実施する手間とコストがかかります。

Web名刺アプリ5選

ここでは、おすすめのWeb名刺アプリ5選をご紹介します。

1. Sansan

Sansanのスクリーンショット

デジタルでの名刺管理の業界シェア1位の「Sansan」に、2020年6月から「オンライン名刺機能」と「オンライン名刺交換機能」が追加されました。デジタル名刺を受け取ると、情報は自身の電話帳やSansanにインポートされます。Sansanでは、相手の所属部署や連絡先・会社のホームページのURL・住所だけでなく、クライアントとの過去のやり取りも確認できます。

詳細は、下記のリンクでご確認いただきます。

Sansan:https://jp.sansan.com/online-meishi/

2. Eight

eightのスクリーンショット

「Eight」は、先述の「Sansan」が提供する個人向けのサービスです。プロフィールページを共有できる「オンライン名刺交換機能」が用意されています。また、出力したQRコードはオンラインミーティング時の「バーチャル背景」として活用でき、相手に覚えてもらいやすくなります。「Eight」の利用者同士間では、名刺内容の更新が通知されるので、相手の最新ポジションを把握できます。また名前・会社名・部署・役職だけでなく、メモの全文検索にも対応しており、メッセージ機能もあるので便利です。

さらに、必要に応じて、個人の「Eight」の情報を社員間で共有できる「企業向けプレミアム」プランも選択可能です。

詳細は、下記のリンクでご確認いただきます。

Eight:https://8card.net

3. PiQy

PiQyのスクリーンショット

PiQyでは、フォーマルから可愛いタイプまで、300種類以上の幅広いデザインに対応しています。また複数のデジタル名刺を作成できるため、ビジネス用とプライベート用に使い分けが可能です。

タイムラインでの近況報告機能もあり、「いいね」やコメント欄も用意されています。さらに、名刺を交換した相手とチャットもできるので、まるでSNSのように活用できます。

詳細は、下記のリンクでご確認いただきます。

PiQy:http://www.piqy.com

4. ビジカ

ビジネスカードクラウドのスクリーンショット

アプリのインストール不要なビジカでは、相手がビジカユーザーでなくても名刺画像として端末に保存されます。またQRコードで読み込んだデータをアプリに登録すれば、後々検索もできて便利です。オンラインミーティングで活用でえきるQRコード付きの壁紙も自動で生成され、ビジネス環境の向上を図ります。

詳細は、下記のリンクでご確認いただきます。

ビジカ:https://lp.busica.jp

5. Gimme Five

Gimme Fiveのスクリーンショット

登録相手が情報を更新すると、自身のアプリ上でも自動更新されます。ただし、双方のGimme Fiveの利用が前提です。追加メモで相手の情報を記入でき、日・英・韓・中のマルチ言語対応でグローバルビジネスを見据えています。

詳細は、下記のリンクでご確認いただきます。

Gimme Five:http://gimme5.co.jp/ja/

Web名刺アプリを活用して、事業を効率化しよう!

Web名刺のメリット・デメリットと、おすすめのWeb名刺アプリ5選を紹介いたしました。ぜひWeb名刺アプリを活用して、仕事の効率化を図りましょう。