新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、職場環境はリモートワークに移行しています。なんとリモートワークが普及してから、デジタル名刺のオンライン交換は2019年の8月と比較して45倍に増えているそうです。

新型コロナウイルスが終息しても、ある程度は現在のリモートワーク体制は残ると予測されています。現状、また将来的に考えても、デジタル名刺は欠かせない存在と言えるでしょう。

デジタル名刺の作成は少し手間に感じるかもしれませんが、画面の指示に従えば簡単です。まだデジタル名刺をお持ちでない方も、ぜひお試しになられてはいかがでしょうか?業務の効率化もできるデジタル名刺の利便性にハマってしまうかもしれません!?

デジタル名刺がニューノーマル時代には欠かせない

ニューノーマル時代の現在、リモートワークは通常化しつつあります。新型コロナウイルスが拡大する前は、紙の名刺交換が一般的だったでしょう。しかしオンラインで会議を行い、ちょっとした打ち合わせはチャットで済ますニューノーマル時代にはデジタル名刺が欠かせません。

デジタル名刺はオンライン会議の際に交換できるだけでなく、オンライン会議時の背景としても利用できます。営業の効率化、しいては業績の向上につながる可能性が高いので、オンライン会議の背景にデジタル名刺を利用すると良いでしょう。

オンライン会議の背景として活用

Zoomなどの主要なビデオ会議が可能なツールでは、オンライン会議時の背景の変更が可能です。オンライン会議でデジタル名刺を背景として利用すると、相手はあなたの情報が常に視界に入ります。そのため結果的に、あなたの名前や部署・役職などを覚えてもらいやすくなるでしょう。

加えて必要であれば、相手の方はあなたの連絡先をメモできるので、ネットワークの構築・拡大に役立ちます。

デジタル名刺でできること

現在、多くの会社がデジタル名刺の作成サービスを提供しています。そのため利用するサービスによって、デジタル名刺で出来ることは異なる点にご留意ください。

デジタル名刺が実現する企業でできる10のこと

社内全体でデジタル名刺に切り替えると、たとえば下記のような10の事項が可能になります。

・会社全体で名刺の情報管理ができる。

・入社前または入社当日に新入社員のデジタル名刺を発行できる。

・退職したメンバーのデジタル名刺は、すぐに非公開に更新できる。

・社員の転勤や移動など、情報の更新を即時に行える。

・展示会など多くの名刺が必要な時でも、デジタル名刺であれば名刺が切れる心配がない。

・相手に自社の特徴を印象付けるため、会社のロゴをバナー表示するなど工夫ができる。

・希望があれば、部署や社員ごとに異なる、オリジナルの名刺デザインにも対応できる。

・社員が個々にデジタル名刺を作成することもできる。

・オンライン会議の背景に利用できる

・仕事用のLINEアカウントでアイコンに利用できる

デジタル名刺は営業の効率化に役立つ

また、次のような理由から、デジタル名刺は営業の効率化にも役立ちます。

・各営業担当が集めた名刺や名刺の相手に関する情報を、会社で一元管理して共有できる。

・相手に転勤や異動が生じた際に自動的に情報が更新されるため、常に相手の最新情報を入手できる。

デジタル名刺を管理できるおすすめサービス3

ここでは、デジタル名刺を管理できるおすすめのサービス3選をご紹介します。

Eight

Eightのスクリーンショット

「Eight」は日本で最も支持されるデジタル名刺管理アプリ「Sansan」の個人ならびに中小企業向け名刺管理アプリです。無料版は個人、有料版のEightは中小企業での利用に適しています。無料版でも一度にスマホで撮影した4枚分の名刺を取り込むことができ、人工知能AIとオペレーターによる手入力でデータ化します。

ビジネスSNSとして利用できるEightでは、名刺を登録した相手の異動や転職もすぐに把握が可能です。中小企業がご利用される場合は、無料版のEightでは不十分に感じられる可能性が高いです。しかし活用の仕方によっては、無料版でも十分でしょう。そのため、まずは無料版から試してみて、必要に応じて有料版に更新してはいかがでしょうか?

https://8card.net

ビジカ

ビジネスカードクラウドのスクリーンショット

法人向けデジタル名刺管理サービス「ビジカ」では、デジタル名刺の管理だけでなく、作成も可能です。そして、オンライン会議用のデジタル名刺背景を自動的に生成してくれます。オンライン会議で相手の名前や役職が分からないために、会話に入りづらい経験をされたことはありませんか?

ビジカで生成したデジタル名刺背景を利用すれば、相手から声をかけられる確率が高くなるでしょう。また会議中にずっとデジタル名刺を公開している状態なので、相手の視点ではあなたの連絡先を聞き忘れる心配も減ります。

加えてビジカを利用すると、後日会議名や日時から求める名刺をすぐに検索できるので便利です。双方でのアプリのインストールも不要なので、ビジカはデジタルに慣れていない方でも始めやすいでしょう。

https://lp.busica.jp

myBridge

myBridgeのスクリーンショット

日本で最も利用されているチャットアプリ「LINE」と同じ運営会社が提供する無料の名刺管理アプリが「 myBridge」です。同じ運営元なので、LINEのトークにて可能な名刺情報の共有が魅力で、LINE内で名刺情報の確認もできます。

my Bridgeではスマホで撮影された名刺情報を、人工知能AIとオペレーターの手入力によってデータ化します。加えてmy Bridgeの管理枚数は無制限で、Excelファイルなどでのダウンロードも可能です。

暗号化通信や分割入力に対応するなど、セキュリティにも注力しているmy Bridgeなので安全面は比較的安心でしょう。またURLの送信によって、自身のデジタル名刺の情報をLINE外にも届けられます。

https://jp.mybridge.com/home

まとめ

ニューノーマル時代の現在、デジタル名刺が欠かせない理由や活用例を解説しました。また、おすすめのデジタル名刺管理アプリ・サービス 選もご紹介したので、ぜひ参考になさってください。デジタルに慣れていないと難しく見えるデジタル名刺の作成・管理ですが、実際は簡単です。

とても便利で業績の向上にも役立つので、デジタル名刺を作って管理してみてはいかがでしょうか?