最近は「新型コロナウィルス」感染による自粛の影響により、「リモートワーク」や「オンライン会議」を導入する企業が増えており、働き方が変化しております。

そうしたなかで、取引先担当者と直接会う機会も減っており、名刺交換についても従来の直接手渡しからWEB会議システム経由での「オンライン名刺交換」に変わってきています。

また、いただいた名刺を「名刺管理システム」で一括管理することによって、顧客管理に利用したり社内で情報共有出来ることで、効率よく業務が進むようになります。

この記事では、そんな「オンライン名刺交換+名刺管理システム」を提供している企業についてご紹介します。

Sansan

Sansan株式会社のクラウド名刺管理ソフトであり、社内の名刺を一括管理できるサービスです。基本的に有料サービスとなりますが、別途問い合わせをして名刺利用状況などをお伺いしたうえで、最適なプラン・料金をご案内しています。

「Sansan」のサービスは、それまで個人で管理していた名刺を社内共有することがコンセプトとなっており、ライセンス形態はユーザーではなくデータ量に比例するサービスになっています。

また「名刺管理から、ビジネスがはじまる」仕組みが整っており、顧客管理(CRM)・マーケティング・営業管理(SFA)・情報共有にも活用出来ます。

①名刺管理の市場シェア83%、利用企業は業種・規模問わず約6000社

②名刺をスキャンするだけの簡単操作、最高精度99.9%でデータ化。

マルチデバイスで人脈をフル活用、営業を強くするAI名刺管理

Sansanのサイトはこちら

Knowledge Suite

KnowledgeSuiteのスクリーンショット

ナレッジスイート株式会社が提供する統合ビジネスソリューションであり、名刺管理はその一部になります。参考価格は50000円からと高めの設定になっておりますが、名刺管理以外にもコースごとに利用可能なサービスが多数付帯されており、社内利用を統一出来ます。また、多くの機能が連携出来ますので、顧客管理がしやすいことが強みです。

①名刺管理と顧客管理が連携、手入力なしに顧客情報が最新に更新。

簡単3ステップで取り込み完了、有益な顧客データを蓄積・管理。

③エラー文字のみ国内オペレーターの目視補正で極めて安心・安全。

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ホットプロファイル

株式会社ハンモックが提供する名刺管理ソフトです。参考価格は3000円からになります。サービスプランにより、営業管理(SFA)を付帯することも可能です。

本サービスは名刺管理に「人脈管理機能」があり、顧客との接点を持っている人を把握したり、人事異動などの情報をwebから取得することで効率的な営業を行うことが出来ます。また、名刺のデータから会社の組織図を自動生成する機能もついている為、どこと交渉するべきか、誰が接点を持っているかが明確になり、人脈を生かした営業活動に繋がります。

①名刺スキャンでかんたんデータ化、人手でほぼ100%の高精度。

②名刺だけでなくお客様に関するあらゆる情報を集約管理

③使い勝手のいいスマホアプリで働き方改革を実現。

ホットプロファイルのサイトはこちら

CAMCARD BUSINESS

ワウテック株式会社が提供する名刺管理サービスです。利用プランはユーザー数・校正枚数によって、Standard(1400円)・Professional(2200円)・Enterpriseがあります。

名刺登録はスマホ・専用スキャナから最短5秒で行い、OCRで素早くデータ化した後にオペレーターが最短5分で補正する為、スピード感があるうえに精度の高いデータとなっております。

①圧倒的なデータ化速度と精度の高さ

②名刺情報に商談情報やタスクを紐づけることで、簡易SFA機能が備わる。

③マルチデバイスが利用でき、スムーズな人脈作りが可能。

CAMCARDのサイトはこちら

SmartVisca

SmartViscaのスクリーンショット

株式会社サンブリッジが提供する「Salesforce」で構築されたサービスです。

Salesforceのサーバーに保存されている為、そこにアクセスすることで顧客管理が可能となります。

①Salesforceに特化しているので、顧客管理・マーケティングなどにフル活用可能

②他サーバーにはデータが残らない、セキュリティー管理が徹底している。

③モバイルアプリ上で操作可能、外出先から利用やタイムリーなやり取りも可能。

SmartViscaのサイトはこちら

Eight

Sansan株式会社が提供する個人向けの名刺管理システムです。基本的に無料で使用出来ます。同企業内の別担当者の名刺を検索したい場合に、有料版「Eightプレミアム」を用いることで可能になります。

①無料だが、基本的な名刺管理機能は備わっている。

②名刺交換した相手が転職・異動などした時、自動で通知してくれる。

メッセージ機能を使って、タイムリーな連絡が出来る。

Eightのサイトはこちら

myBridge-名刺管理アプリby LINE

LINE社が提供する名刺管理アプリで無料になります。本アプリは名刺管理に特化しているので、連絡先の同期・知らぬ間に繋がっている、などの無駄な機能が少なくシンプルなツールになっております。

①1日の登録枚数に上限がないので、好きなだけ登録できる。

スマホ撮影だけで全ての名刺情報をデータ化してくれる。

③スマホの通話と連携し、着信時に名刺情報表示LINEで名刺情報共有も可能。

myBridgeのサイトはこちら

まとめ

この記事では、オンライン名刺サービスを提供している企業のなかで人気のものを厳選しご紹介しました。

①「Sansan」は圧倒的シェア率を誇り、AIによる質と精度の高い管理システム。

②「Knowledge Suite」は顧客管理との連携が良く、精度も高い。

③「ホットプロファイル」は人脈管理機能と組織図自動生成により、営業効率が上がる。

④「CAMCARD BUSINESS」は圧倒的速さと質でデータ化され、営業管理も可能。

⑤「SmartVisca」はマーケティングに特化しており、セキュリティーが強い。

⑥「Eight」は異動などを自動通知する機能とメッセージ機能で連絡可能。

⑦「myBridge」はシンプルなツールで、着信やLINEとの連携も可能。

①~⑤は法人向けで、⑥・⑦は個人向けかつ無料となっております。

また、今回ご紹介したオンライン名刺アービス以外にもオンライン名刺サービスを提供している企業は多数ありますので、まずは利用目的や用途をしっかり認識したうえで、自分達に合ったオンライン名刺のサービスを選択してみてはいかがでしょうか?