新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、web会議の機会は増えているでしょう。しかし、web会議の際に自宅が映るのが、嫌な方も多いのではないでしょうか?解決策はバーチャル背景の利用です。バーチャル背景を活用すれば、部屋が片付いていなくても問題ありません!
さらに名刺風のバーチャル背景を使えば、顔と名前・役職を覚えてもらう近道にもなり得ます。加えて、窓の外の景色が映らないことから、防犯対策にもおすすめです。本記事では、web会議でバーチャル背景を使用すべき理由とウケがいいバーチャル背景8選をご紹介します。
web会議でバーチャル背景を使う方が良い理由とは
「バーチャル背景」を聞いたことがあっても、利用したことがない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、バーチャル背景の定義とおすすめの理由を解説します。
バーチャル背景とは?
バーチャル背景とは、web会議を始めとするビデオ通話の背景に使用できる、バーチャル画像を指します。よって、通話相手に実際の所在地や部屋の様子を見られる心配は不要です。
しかし残念ながら、現時点ではバーチャル背景に対応しているテレビ通話のサービスは多くありません。2020年現在、最も人気があるオンラインミーティングのサービスであるZoomは、バーチャル背景に対応しています。
【わかりやすい】Zoomバーチャル背景の設定方法についてはこちら
web会議でバーチャル背景がおすすめな理由
バーチャル背景を利用するメリットは、大きく下記の3点あります。
・プライバシーの保護
・会議場所を選ばない
・相手に覚えてもらいやすい
プライバシーの保護
バーチャル背景を使用すると、自身の部屋や窓の外の景色が映りません。またお子さんやペットなども映らないので、プライベートの保護が可能です。
会議場所を選ばない
Web会議の予定が入っても、部屋の片付けが間に合わなかったり、家族の話し声が聞こえない場所は寝室のみの方もいるでしょう。実際の背景を映したくない時には、バーチャル背景は大活躍します。
相手に覚えてもらいやすい
バーチャル背景に自身の名前と役職を記載すると、相手から顔と合わせて覚えてもらいやすいでしょう。またバーチャル背景に会議の大事なポイントを記すと、会議がスムーズに進む助けとなります。
おすすめのバーチャル背景8選
バーチャル背景を映えさせるためには、出来る限りバーチャル背景と異なる服の色を着ましょう。たとえば黒い壁の背景で黒い服を着ると、バーチャル背景と服が同化して、身体の映像が欠けて見えます。
また、見栄えが悪くなるので、肌の色に近い服やバーチャル背景も避けましょう。そしてビデオ通話中は、できるだけ顔に光を当てることを意識してください。
そしてビジネスの場であるweb会議においては、次のようなバーチャル背景は避ける方が無難です。
・複雑な模様
・催眠的な模様
・ネオンカラーなど、派手な背景色
それでは、web会議に利用できるおすすめのバーチャル背景8選をご紹介します。
①Canva:名刺風で名前と役職を覚えてもらおう

Canvaでは、多種多様なバーチャル背景を作成でき、自社のロゴの挿入もできます。また、そのまま使えるバーチャル背景のテンプレートも多く用意されていて、とても便利です。
たとえば名刺風のバーチャル背景を選択すると、web会議の相手にとっては、顔と名前・役職を同時に認識できます。自社の営業を効率よく行うには、名刺風のバーチャル背景がおすすめです。
場合によっては、相手からの自社の事業に対する理解が深まったり、関連した仕事の受注に繋がる可能性もあるでしょう。
②Canva: 黒板風で重要な点をメモ書き

1つ目に続き、Canvaで作成できる黒板風バーチャル背景もおすすめです。
黒板風のテンプレートに、自身の氏名・役職・自社のロゴと共に、会議における重要点をメモとして記載できます。黒板風は、相手にとってもポイントを理解しやすく、生産性の高いweb会議を実現するバーチャル背景でしょう。
③ Shutterstock:豊富な種類のバーチャル背景

画像のダウンロードで有名なShutterstockは、バーチャル背景の特集ページを開設しています。美しい景色や自然、都市部のスタイリッシュさ、オフィス風、家のリビング風などから、web会議や気分に合わせたバーチャル背景をお選びください。
メールアドレスとパスワードの登録でアカウントが作成でき、「無料お試し」として無料でダウンロードいただけます。実際のダウンロード画像では、上記の画像のShutterstockは省かれます。
リンク:https://www.shutterstock.com/ja/discover/free-virtual-backgrounds
④アルファジャーナル編集部:美しいリビングルームで仕事

あなぶき興産が運営するアルファジャーナル編集部は、過去に販売したモデルルーム画像をバーチャル背景として提供しています。お好みに合った新築分譲マンションの住人気分を味わえる、バーチャル背景です。
⑤メトロポリタン美術館:ゴージャスな名画と共に仕事

ニューヨークのメトロポリタン美術館の所有する、世界中の名作を高品質で無料ダウンロード可能です。ダウンロード可能な絵画数は約40万点で、葛飾北斎など日本を代表する画家から西洋の傑作まで取り揃います。
クラシックな絵画であれば、落ち着いた色使いの物も多く、ビジネスにふさわしい作品をお選びいただけるでしょう。「Public Domain」と表記されていれば、ダウンロード可能です。
またホームページ上で「Open Access Artworks」をお選びいただくと、絵画の検索ができます。
リンク:https://www.metmuseum.org/art/collection
⑥IKEA:同僚と仕事中を演出

スウェーデンを代表する家具メーカーのIKEAも、様々なIKEAのインテリアを活用したバーチャル背景を用意しています。IKEAの家具と同僚と共に仕事する気分で、web会議に臨むのはいかがでしょうか?
リンク:https://www.ikea.com/jp/ja/campaigns/virtual-background-gallery-pub8c14b670
⑦SPACEMARKET:レンタルオフィスで仕事気分

SPACEMARKETは、貸し切りのレンタルオフィスを提供する会社です。実際のレンタルオフィスの画像を、バーチャル背景として使用しています。
たとえば、上記の画像は、全て本物のアンティークを使用したバーチャル背景です。他にも、アトリエ風や築85年の古民家、リゾート、京都の庭、湘南など色々なバーチャル背景からお選びいただけます。
⑧Unsplash:高級ホテルから仕事気分

Unsplashは、世界中のクリエイターが画像を投稿しているコミュニティサイトです。そのため、クリエイティブな画像の豊富さが特徴で、利用者は自由に画像をダウンロードできます。
英語のサイトとなりますが、気に入った画像を右クリックしてダウンロード可能です。
リンク:https://unsplash.com/collections/1887152/zoom-backgrounds
まとめ:バーチャル背景を活用して、web会議を効率的に行おう!
Web会議の際にバーチャル背景を活用すると、プライバシーを保護でき、かつ会議の生産性を上げることが可能です。さらに、モチベーションの向上につながるバーチャル背景の選択もできます。
ビジネスに相応しくないバーチャル背景を選ばないように注意しながら、バーチャル背景の利用をお楽しみください。